か―――……体の相性とな!!!
最近は二人きりでお部屋に居てもあんまりそうゆう雰囲気にならないし、黒猫からそうゆう発言聞いたことがあんまりないから、黒猫の中にそうゆう考えが薄いのかと思いきや―――
やっぱり黒猫は染色体がXYで……
失礼。
びっくりし過ぎて思わず細胞レベルで黒猫を考えてしまった。
つまり“男”で―――
この包み込むように優しく握ってくる手が、いつかは私の肌に直接触れるときがくるのだろうか―――
………
今日も私のバイオハザード変態ウィルスは絶好調だ。
「てか何ガッコで、しかも昼間っから堂々と下ネタ吐いてんのよ」
「だって男の子だもん」
ペロっと舌を出す黒猫。その可愛い仕草に怒る気も失せる。ってかそもそも怒ってはないけど。
「何よ、黒猫のくせに。いきなり男になってるんじゃないわよ」
「何それ」
なんて言い合いをしながら歩いていると、
一つの教室の前で人だかりができているのが目に入った。数人の男子が塊になっていて、
「あれ?倭人ジャン?」とその中の一人がこっちに気付いて手を上げた。
「よぉ」
黒猫も私と繋いでいるほうとは別の方の手を軽くあげた。
手を離されなくて―――良かった。



