結局リョウタくんのお店でコーヒーを飲んで、私たちは興味の湧いた出し物のお店へ足を運んだ。
ベタだけどお化け屋敷に入って、幽霊役の生徒にはさんざん驚かされて、どさくさに紛れて思い切り黒猫にしがみついちゃったり。
「意外。朝都ってこうゆうのダメだったんだな」
「う゛~ん…科学で解明されないものはちょっと…」
「朝都らしい。
でも―――……可愛いじゃん」
照れながらそう言ってしがみついたままの私の手をやんわりと解くと、さりげなく手を握ってくれた。
「ほら。こーすれば怖くないだろ?」
怖くない…どころかドキドキして違ったキンチョーだし…
心理学部なんて言う部活が開催している占いコーナーでは、
「恋愛の相性98%です」
なんて診断された。まぁ生徒が診断するわけだし、
一体何を元に診断してるのか分からないけど…
98%だよ!?これって凄くない!
私はにこにこ診断結果を見ながら廊下を歩いて、
「てか残りの2%って何?中途半端じゃね?」と黒猫は不服そう。
「どんなカップルだってお互い嫌な部分とかあるだろうし、それを認められるようになれば100%になるんだよ」
私が苦笑を漏らすと、黒猫が目をぱちぱち。
「なんか今日は朝都が大人に見えるぜ」
「今日は、じゃなくていつもそうなの」
軽く睨むと、
「残り2%が体の相性とかだったらヤだな?」
突然黒猫がぶっとんだことを言い出して、私は目を丸めた。



