頭の中でモヤモヤしているものはそのまま、学校に着いた。 学校に着いて、私が教室に入ると 一瞬……ほんの一瞬だけど 空気が凍てつく。 歓迎されていないんだ、私なんて。 そう思った。 1日目は堪えた。 "おはよう" って言っても、誰も返事してくれなくなって……とても寂しくて 私の居場所なんて何処にもないんだと思った。 でも、私には翔太君がいた。