魔王のオモチャ








『初めまして、勇者



僕たちは上級悪魔で
魔王の直属の部下
ギーラです


この女みたいでホントは男なオカマも魔王直属の部下
マーリと言います


この脳筋馬鹿も魔王直属の部下
ブランと言います



お見知り置きを』










ギーラという可愛い顔の男の子は頭を下げ丁寧に自己紹介してきた










『ちょっと、ちょっと!!
誰がオカマ野郎って〜!?』




『おい、誰か脳筋馬鹿だって〜!?』






『あっ、ごめんごめん!
言い間違えただけだよ!』





『『嘘つけっ!!』』










なんなんだ、コイツら…

俺に自己紹介までして、どういうつもりだ?









「その魔王直属の部下が…

俺に何の用だよ…」









何の用…って…

そんなの分かってる



俺は勇者なんだから

殺すために来たんだろう…っ!











俺は覚悟しながら聞いてみると…










『……下級悪魔がお前に手を出さないようにお前を守ったんだよ

ありがたく思えよ』








「は、はあ!?」











俺を守りにきたって何!?

どういうことだよ!?










『あんた説明下手だから
勇者が混乱してるでしょう?


私が説明するわよ
簡単に言うと…

勇者、あんたを…
私たち悪魔は手を出したらダメなの


魔王が私たちに命じたのよ
俺が勇者を倒すから、お前らは手を出すなってね

だから、私たちは
あんたを下級悪魔から守ったってわけ』











魔王が命じた…?

俺を倒すから、他の奴等は手を出すなって…?