魔王のオモチャ







「あなたに期待した私が馬鹿だった…

私、一人で魔王を倒す
あなたは、ここで一生遊んでいたら?」









そう言って、シャーナは店から出て行った

俺は、すぐにシャーナを追いかけ
シャーナの腕を掴んだ










「ご、ごめん…っ!
俺、シャーナの優しさ利用した…!

ごめん…!」









「もういいから、離して
私に、二度と近づかないで


あなたは、やっぱり勇者なんかじゃない
この世界の住人じゃないもんね?

この世界がどうなってるか分からない
いや、理解しようとも思ってないわよね?

この世界がどうなろうと…
あなたには、関係ないもんね?


今まで無理に付き合わせて、ごめんなさい
それじゃ、さよなら」











シャーナは、俺の手を振り払うと
俺に頭を下げて、歩いて行った