魔王のオモチャ






「シュンさん…

まさか、世界一の弓使いになるまで力をつけたのは…」






「ん?あぁ、もちろん

魔王に復讐するためだよ
俺から女を奪った復讐」










あぁ…

俺は、こんな馬鹿を仲間にしようとしていたのか…










俺は、そのまま椅子から立ち上がり
BARから出ようとドアに向かった










『勇者ちゃん
いいの?シュンちゃんを仲間に入れなくて…

こんなんでも、本当に
世界一の弓使いなのよ?』










「いいです、俺
シュンさん無しで大丈夫で…ブッ!!」











俺がユミさんの言葉に返事しようとしたとき、いきなりドアが開き俺はドアに顔をぶつけた









「………何やってんの、勇者…」









この声…

あぁ、やっぱりシャーナか…










いつもどおりの無表情なシャーナが俺を見て言ってきた










「シャーナ!
そんな、勢いよくドア開けんなよ!

顔に当たっただろ!」








「そんなことより…
弓使いは見つけたの?」










そんなことって…!

俺の顔は、大したことないってか!