魔王のオモチャ






「クフッ…
俺が勇者ちゃんに本物です!って言えってか!

そんなん俺、カッコ悪すぎだろ…っ!
あははっ!マジうけるわ!」










た、確かに…

そんなこと言ったら、カッコ悪すぎだな…


俺が本物だったら、絶対に名乗り出ねぇ…









『シュンちゃん、笑いすぎよ〜
いつか、笑いすぎて腰痛めるわよ〜』








「ぷっ…クフッ…

もう、ユミちゃんは違う意味で腰痛めてるけどな…っ!」








『シュンちゃんの
デリカシーないとこ私嫌い!』










俺はシュンが言った意味を
深く考えないようにした










「あっ、そうだ!シュンさん!

俺が本物の弓使い探してるの知ってるなら…
俺があなたに仲間になって欲しいと…「無理」……えっ…⁉︎」











俺が全て言い切る前に
シュンさんは、俺の言葉を遮り断った










「な、なんでですか⁉︎」







「うーん…


勇者ちゃん、面白いから
仲間になってもよかったけど…

一つ足りないものあるんだよね〜
それがないと俺、仲間にならなーい」










シュンさんは、飲みものを飲みながら
真剣な顔をして俺に言ってきた









「足りないもの…?」









な、なにが足りないんだ…?