魔王のオモチャ






「おい、説明しろ!

なにが、どうなってるんだ⁉︎」









街から少し離れたところで

俺は女に向かって言った










「さっきの話から分からないの?

あなたは勇者で魔王を倒して
女王陛下に魔王を献上するのよ」








「ちょ、待てよ
本当に俺は勇者なのか?

それに女王様に魔王献上するって?」










女は俺に近づくと
俺の後ろに周り、また服を捲った









「これが証拠

あなたは勇者という証」








「だから見えねぇって!

背中にあるなら俺が見えるわけねぇだろ!」










ちょっとは考えろよ!

背中にあるなら見えるわけねぇだろ!



俺を宇宙人かなんかだと思ってんのかコイツ!!










「じゃあ、はい」









女は小さな鏡を二つ出してきて

俺に一つ、女が一つ持ち、反射で俺は背中にあるものを見せてきた