そして僕たちは、女に向かって戦闘を開始した
だが……
『いぁ…っ!』
『がは…っ!』
『あなたたちは、私には勝てない
おとなしく、死になさい』
二人掛かりでも女に傷一つ、つけることは出来ず…
僕らは、ブランと同じくらいのダメージを負った
『…っ…思い上がるな!
お前が僕たちに勝てる理由は、お前が魔王に僕たちより血をいただいているからだろ…っ!
血さえなければ…っ!』
血さえなければ…
こんな女、すぐにでも八つ裂きにしてやるのに…っ!
『私は、あなたたちより血をいただいているから強いって?
それは、ない
私は魔王と会ったときしか血をもらっていない』
『嘘をつくな!!
血をもらわずに、僕たちがお前なんかにやられるわけないだろ!!』
自分の実力と言いたいのか!?
そんなはずはない!!
今の僕らの状況が物語っているだろ!
『信じられないなら、別にそれでいい
あなたたちはどうせ、今から死ぬんだから…』
女は倒れている僕たちに向かって
魔術を放とうとしていた
クソッ…
魔王……
お願い助けて……

