魔王のオモチャ








「あなたほどの美形なら
私の血をあげて悪魔にしてあげてもいいわ


それが嫌なら血を渡すか…

まあ、どちらにしても
私と遊んでもらうけどね?



それが守れるなら、あの女を助けてもいいわ
あのままじゃ、勇者はブランに負けて女は殺される


悪い条件ではないと思うけど?」
















なかなかのイイ男だし
ちょっと味見したいわ♡

魔王は最近、かまってくれないし
この男と遊んで、魔王を嫉妬させるわ!




フフフッ…

私にとって一石二鳥ね♡















「…………本当に
俺があんたに血をやったら……

ニーナちゃんを助けてくれるのか……?」






『ええ。私、イケメンには嘘つかないの』















イケメンは、私の言葉に俯くと
武器を手から離して私にゆっくりと近づいてきた













『そう。それでいいのよ
あなたの選択は正しい』













フフフッ…

イケメンをゲット♡













イケメンは、私の目の前にくると
私の頬を掴み、荒々しいキスをしてきた












いやだわ

この男、上手いじゃない♡












私はそのキスに夢中になっていると……





グサッ…






『……っう…』















お腹に鋭い痛みが走り、私はその場に足をつけお腹を抱え男を見た














「悪いな
さっきも言ったが俺は男に興味ねぇんだ

悪魔は嘘つきだからな…
嘘はお得意だろ?


俺も嘘をつかせてもらったぜ」


















イケメンはニコッと笑って、手に持っているナイフを見せてきた

普通のナイフなら、それくらいでダメージはつかないけど…


イケメンが持っているナイフは……
今の私の状態からして、悪魔にとって悪いナイフだと理解した