「後悔?
そんなのしないよ
僕は彼も気に入ってるけど
君たちも気に入ってるんだよ
どっちが勝つとか興味はない
ただ面白いものを見られれば、それでいい」
「悪趣味」
サビトは魔王を気に入っている
理由は面白いからだそうだ
あのニーナって子も気に入ってるのだろう…
自分の弟子にするくらいだ
でもニーナは絶対にサビトを超えることは出来ない
それは見て分かりきっていることだ
「あっ!そうだ!
ニーナを君たちの仲間にしなよ!」
「は?」
何いきなり…
「ニーナは凄いよ?
魔導士の中では一、二位を争うほどだと思う
連れて行きなよ
ニーナは君たちの助けになるかもしれないよ?」
「…………分かった、連れて行く
ニーナが死んでも知らないわよ?」
「そんなヤワな子じゃないよ
いざとなれば治癒力や結界なんかも作れるから死にはしないんじゃないかな?」
サビトは嘘を言ってない
今ここで嘘を言ったところで何もならない
ホントは嫌だけど…
少しでも魔王を倒せる人がいるなら連れて行くわ
「じゃあ、ニーナの作ったご飯を食べようか
結構イケるよ?」
「触るな」
サビトは私の肩を掴むと部屋の外に出そうとしていた
サビトが何を考えてるか分からないけど…
私は魔王を倒すから

