魔王のオモチャ





〜 光 視点 〜








結局あのまま、あの女の子は帰らせたけど…








「ねぇ、なんで君いるの…?」





「えっ…!?お、お邪魔でしたか!?
私、勇者様と少しでも旅がしてみたくて…」










いやいや…

邪魔ではないんだけどさ…



ちょっと…











今朝、俺たちはシャーナが言うところに向かおうと宿屋を出たら…

まるで俺たちを待っていたかのように
昨日の不思議な女の子がいた











「いいよ、いいよぉ〜!!
俺は賛成だよ!!ねぇ、君の名前教えてよ〜」






「勇者様はこれからどこに向かわれるのですか…?」






「シャーナ…」







「世界一の魔導士…
サビトって人に会いに行くの

だから、あなたは邪魔なだけ
私たちと一緒にいれば危険な目に合うわ」











世界一の魔導士…サビト…?











「魔導士サビトっていえば……
変わり者で有名だよね〜?

すっごい魔法を使えて、しかも物まで特殊なものを作れるのに…

人をあまり寄せ付けなく…
興味があることにしか動こうとしないって聞いたことあるよ〜?

そんなヤツに会いに行って、姫どうするの〜?」









「サビトに魔王を倒すための物を作ってもらっていたの

それを取りに行く」









「えっ…!?

姫、魔導士サビトと知り合いなの!?」








「ちょっとした知り合い…」










シュンの驚き方として…
本当に変わり者なのかもしれないな…

そんな人と知り合いなんて…
シャーナって、顔広いのかな?