White heart



「どうして…ね、さっきの質問に答えてくれたら教えてあげないこともないよ?」




さっきの、『どうして私が慕われていることになるの?』という質問に。




「…………桜華の皆も、学校の皆も、心のどこかじゃアンタを信じて「それはない」」




即効否定してあげた。事実だし。




あんなことしといて、信じるなんてただの馬鹿だよ?だから、ありえない。





「…そう、ならいいんだけど」






……どうしたんだろう、今日の瑠璃は、本当におかしい。



いつもならもっとことう…刺々しい、いや、毒々しい言葉を吐いてくるのに。





「次はアンタの番。どうして、平気でいられるわけ?」




あ、そういえば交換条件だったっけ。



失敗したなぁ…。




どうしてって聞かれても耐えられるだけだし。そもそも辛いとかおもうことないし。




ふむ、ここは適当に誤魔化そう。





「私、強いから」





色んな意味で、と言いそうになったのはギリギリ堪えた。偉いぞ、私。