何、言ってるの?
「私は桜華を裏切ったんだよ?
しかも、それを全校生徒の前で認めた。
瑠璃が姫であることも証明した。
みんなの気持ちは、瑠璃に向いている。
それで、どうして私が慕われていることになるの?」
ゆっくりゆっくり、自分に言い聞かせるように言葉を紡いだ。
そう、今の姫は瑠璃。私じゃない。
私はみんなにとって不要な裏切り者。
そんなことはわかりきっているじゃない。
一体、宝条瑠璃は何が不服なんだろう?
「そういうところよ!!」
「………は?」
どうしよう、今日の瑠璃なんかおかしい。
理解できないんだけど。
「桜華を奪われて、学校でも家でも外でも居場所をなくして!嫌がらせまでうけて!それで、どうして平気でいられるのよ!?」
あぁ、なるほど。それがいいたかったのね。

