大っ嫌いな私から居場所を奪って。
心の傷を深く深く抉って、これ以上ないくらい傷つけて。
桜華のイケメン共(総長+幹部)に囲まれて、学校の皆から慕われて。
それでも尚、宝条瑠璃は満足しない様子。
「何がしたいの?何が望みなの?アンタ言ったじゃん。
『アンタが桜華の姫を最悪の形で辞めれば満足よ』
まさか、自分の言ったことも忘れたの?」
それなら相当の馬鹿だと思うけど。
「足りなかったのよ。確かに桜華を手に入れて、アンタの居場所は消した」
それなのに。
どうして如姫が慕われているの、と。
どこか悲しそうに瑠璃が告げた言葉は、
私には理解できなかった。
慕われている…?私が…?
「…ぷっ、あはははは!!」
やばい、笑いが止まんない。

