「とにかくだ。・・・それでいいか?」 気を取り直すように風牙が神蘭に聞く。 「あ、ああ・・・」 「決まりだな」 頷いた神蘭に風牙が呟いた時、痺れを切らしたらしい像が動き出した。 「行けっ!」 それを見て叫んだ封魔の言葉に、花音と神蘭、聖羅は風夜に促され走り出した。