幼馴染みは束縛野郎

「あっほんとだ




なんか急ぎの用っぽかったし





ここじゃ先生に見つかったらまずいから






向こうでかけなおそう










佐々木くんきーちゃん借りてもいい?」








「あっうん」






佐々木くんは苦笑いをしていた。







まーくんに手を引かれて歩く






振り向いて







「ごめんねー佐々木くーん」






と叫んだ














まーくんはニヤッと笑みを浮かべていたなんて私は知らない。