奇聞録二巡目




隣の家の屋根に、人が立っている。


毎日毎日。


私は気付かないフリをしている。



気のせいか足が屋根にめり込んでいるようだ。


やはりそうだ。


少しずつ、少しずつ。


だんだん顔しか見えなくなった。



次の日完全に消えた。



隣の旦那さんが、自殺をした。


入水自殺だったそうだ。


何だか気分が滅入る。



翌日、私の部屋に屋根にいたあいつが立っていた。



ああ、気持ち悪いな・・・。