まず、確認しておかなくてはならいのは、その場所に営みがあったと言う事。
今ではすっかり廃墟に成ってしまった場所にでもだ。
それを踏まえて廃屋に入る。
いたずら書きや、浮浪者の生活の跡。
それも踏まえて何だこれは。
なぜ、ここに自分の名前が書いてあるんだ?
あ、誰か来たみたいだ。
本当に人の好奇心とは抑えられるものではないのか?
どれ、目立たないように先に出よう。
「きゃあぁっ!!」
いけない、いけない。ついつい驚かしてしまったか。
「あ、すいません。」
「な、なんか声が聞こえるんだけど!」
「や、ヤバイって!早く出ようぜ!」
ああ、かなり慌てさせてしまった。申し訳無いな。
「○○さん!お帰りください!○○さん!お帰りください!○○さん!お帰りください!三回だよな!三回言えばいいんだよな!!」
ん?何で私の名前を呼んでるんだ?というか、何で知っているんだ?
「何で私の名前知ってるの?」
私は返事をした。
「ギャアーっ!!」
彼等は逃げ出していった。
何だよ〜こっちがビックリだよ!
あれ、私はこの家から出られない・・・。
何故だ・・・。どうしてだ・・・。



