-白石レナside-

「ねぇねぇキミ可愛いね。今1人?だったら俺らと遊ばねえ?」

あー、うざい

まただ
1人でいるとよく声をかけられる

ナンパって奴

めんどくさい

「ダレ?あんた。気安く喋りかけないで」

「あ?なんだよ、連れねえな。いいじゃん、いいじゃん。ヒマだろ?」

あーもううざい

どっか行ってほしい

めんどくさい

「うざい。弟待ってるの」

そう、私は今弟のレイを待ってる

とそこへやっと弟がきた

「あんた、俺の姉ちゃんに手出さないでほしいんだけど」

「なんだよ、このチビ…」

あんまりチビって言わない方が…

レイの奴キレるよ

「あぁ?今チビって行った?あんた、殴るよ」

「って!もう殴ってる。わかった!わかった!どっか行くから」

「あ、そう?じゃあね。おじさん」

と男達はどこかへ行った

「姉ちゃん、何もされてねえ?」

「うん、大丈夫だよ。助けてくれてありがとう」

と頭を撫でる

そしたらレイはいつも顔を赤くする

「べ、別に。姉ちゃんは俺が守るから」

「うん、ありがとう。」

あー可愛い。

私の弟可愛い!!

「姉ちゃん、行くよ」

「うん、今日はどこ行くの?」

「今日は…」

そして私は久しぶりに弟買い物をして家に帰った