もうあれから3年か




あの人はどうしてるんだろう?



私の事なんか…もう




忘れてるよね?









『俺は最初からお前の事なんか好きじゃない』









あーもうなんで今頃あの時…あの人が言った言葉を思い出すんだろ?





思い出すだけで辛かった





私はあの人に全てを捧げ尽くしたのに…




「レナ?どうした?」




そんな事を考えているとユウが何も喋らない私に喋りかけてきた



「あ、なんでもないよ。」


「?そ、ならいいけどなんかあれば俺に言えよ?いつでも相談のるからさ」



そう言ってユウは私の頭を撫でた


そして私は少しだけドキドキしていた


「ありがと!」


私は満面の笑みでユウにお礼を言った



「ッ! お、おう///」


ん?あれ?

どうしたんだろ?

ユウの顔が赤い…



熱かな?


そう思った私はユウの額に手を差し伸べた