永遠の愛

-遠藤タクside-

俺は今さっきショッピングモールにいた

そしたら川島高校の制服をきた女が俺に喋りかけてきた

どうやら俺は邪魔になっていたらしい

そう言えば俺なんでここにいるんだっけか?

さっぱりわかんねえ

明日からまた学校か…

だりいな。

そして俺はそんな事を思いながら帰宅した

「ただいま」

って言っても意味ねえけど

だってこの家には俺しかいない

俺に家族なんていない
物心ついた時から俺に親なんていない

俺は施設で育ったんだ

弟だっけか?

1人いるらしいけど名前も顔も知らねえ
だから会った事すらない

別に会おうなんて思わねえ

どうでもいいし興味ない

会ったとしても今更って感じだ

それに名前も顔も知らないんだ

どっか偶然会ってるかもしれねえだろ?

なぁんてそんな偶然ねえな

PLLL…PLLL…PLLL…

すると俺のケータイが鳴った

たくっこんな時に誰だよ

「もしもし?」

俺は苛立ちながら電話に出た

「あ〜はい。はい、わかりました。明日の17時ですね」

バイト先からの電話だった

明日は学校から帰ったらゆっくりしようと思ったのに仕事入るとかありえねえ

まぁどーせ暇だしいいけどさ


「はぁ…ヒマだ。」

いつもならどこぞの知らねえ女と遊んでるけど何か今日はそんな気分じゃねえ


チッ何で俺こんなにイライラしてんだよ