永遠の愛

「ただいま〜」

「……。」

「母さん、ただいま」

「あっ、今帰り?おかえり」

「うん、そうだよ。」

私は何も言わない

母さんは私をいないように扱っている

母さんは私の事がキライだから…

理由?そんなものしらない
どうでもいい

「アユ?どうした?」

「ううん、なんでもない」

お兄ちゃんだけは私を気にかけてくれる

「ホントか?大丈夫?」

「うん、大丈夫だよ」

私は小さい頃からよく熱を出していた

その時側にいてくれたのはお兄ちゃんだけだった

多分…。あ、あと誰かいたっけ?

忘れた。従兄弟だったかな?

従兄弟はよく私にちょっかいをかけてくる

「お兄ちゃん、ちょっと出掛けてくる
これ部屋に置いといてくれる?」

「わかった。気をつけろよ」

お兄ちゃんは優しい

誰にでも

「いってきます」

「いってらっしゃい」

そして私は近くのショッピングモールにきた

のはいいけど…

この人…邪魔だな

「あの〜そこどいてくれませんか?」

「ん?あ、あぁ、ごめん。」

「いえ、」

「……」

え?なに?何かみられてるんだけど…

「なぁ、お前がきてる制服って川島高校?」

「そうだけど…?」

「ふぅん、そう。じゃあな」

「あ、はい」

なんだったんだろ?

変な人だな