永遠の愛

-飯塚アユside-

「ねぇねぇアミちゃん今日ヒマ?」

「ん〜ごめんね。今日は…その…」

アミと呼ばれる少女はチラッとある男の方をみた

「あっ、そっか〜。リキくんとデートか」

「そうなの、ゴメンね?」

「ううん、デートならしょうがないよ」

はぁだるい。

私は飯塚アユ

そしてさっきのアミって呼ばれてる女は私の双子の妹・飯塚アミ

顔は似てる。でも性格は真反対

可愛いアミに対して私は地味
全く笑わない

笑い方なんて忘れた。とっくのとおに

もちろんこんな地味な私には友達なんていない

友達なんていらない
しょうもないから

私は私のやりたいようにやるだけ

ましてや恋愛なんて私には無関係

どうでもいい。興味もない

ただあの人カッコいい。とかは思う時もある。

でも好きにはならない。だってただカッコいいって思うだけだから

キーンコーンカーンコーン

そんな事を考えてたらチャイムがなり5時間が始まろうとしていた

その後は5時間、6時間、と無事に終了し終礼も無事終わった

そして下校時間

私はいつも通りアミの席にいき

「アミ、帰るよ」

「あ、アユ。うん、じゃあね」

「またね〜!アミちゃん。アユちゃんも」

「うん、またね」

挨拶はしてくれる。でもそれはただのおまけにしかすぎない

そして校門に来たらいつも通り兄であるアキがいた

「おう、遅かったな。」

「うん、ゴメン。終礼長引いちゃって」

「そっか、ほら荷物持つよ」

「ありがと」

そして私達3人はいつも通り家に帰った