永遠の愛

-谷山ユウside-

なんか面白え事ねえかな?

ねえよな

「なぁ、ユウ」

「んだよ」

「転校生可愛くね?」

転校生?
あぁ、白石レナって言ったっけ?

「そうか?まぁ他の奴よりは可愛いとは思うけど」

「……。」

なんだ?いきなり静かになりやがって

「んだよ、いきなり静かになって…」

「イヤ、まさかユウからそんな返事返ってくるとは思ってもいなかったから」

「そうか?俺はただ思った事を言っただけだ」

まぁ確かに俺にしちゃ珍しいかもな
俺が女で可愛いとか思ったの妹ぐらいだしな

って俺シスコンみてえじゃん
まぁ妹の事は大事にしてっけど

俺ん家母親しかいねえし

「いつもならさ、女なんて可愛くねえ。みんな一緒の顔にみえる。とか言うくせにさ。お前まさか惚れた?」

「惚れてねえよ。俺が一目惚れするとでも思ったか?」

「イヤ、全く」

俺が一目惚れとかありえねえ

するとそこに先公がやってきた

「おい!谷山!沢田!そこで何やってる!授業中だろ!!」

「あ、やべ。ばれた。逃げんぞ。ユウ」

「おう」

あ、沢田ってのは今俺と喋ってた奴

名前は沢田ナオ

「そう言えばユウ。お前白石さんと隣の席だろ?」

「そうだけど」

「ずりぃ!変われ!」

「今の席気に入ってるからムリ」

俺の彼女に対しての第一印象は他の女より可愛い。だった



俺はこの時思ってもいなかった
まさか俺があいつに__。