「あ、言っとくけど。 勘違いしないでよね。 俺は、ただ……。 この“特大特別! 超ボリュームワッフル”を食べに来ただけなんだから~」 席に案内されて、メニューをバンッ!と開きながら、センパイはさっき言ってたワッフルを指差した。 「…………」 碧くんは、無言でセンパイを見下ろしている。 それでも、センパイはご機嫌な声でしゃべり続ける。 「で~。 妃莉ちゃんは、こっちのケーキね~♪」