妃莉の右斜め前が、小嶋センパイ。



で、葵ちゃんの正面には、相沢センパイが座っている。



「このハンバーグ、すごくおいしい~♪」



もぐもぐもぐ……。



よくばって、たくさん口に入れて頬張る。



「妃莉は。
ほんと、ハンバーグが好きだよな」



同じくハンバーグランチを食べている碧くんが、クスッと笑った。



「うん。
妃莉、ハンバーグ、だ~い好き!
でも、おばさんのハンバーグが、一番好き~♪」