お前、可愛すぎて困るんだよ!

もちろん、今朝も、碧くん、おでこにちゅーしてくれたし。



ネクタイも結んでくれた。



これから一緒に、学校に行くの。



おじさんは、ひと足先にアトリエに向かったから、電車で通学。



でも、満員電車も。



碧くんと一緒なら、へっちゃらなんだ~。



だって、こんな風に……妃莉のことを守ってくれるんだもん。



――ガタッ。



大きな音をたてて揺れる車内。