「鬼…?」 「そう、氷呀も鬼だけど、薛鬼はまた違うんだ。…まあ、氷呀が特に異質なだけだけどね」 「異質?氷呀が?」 「あぁ、…まあ、氷呀に機会があれば聞いてみるといい。 それより、こっちおいで。大きい音は怖いだろう」 そっと頭を撫でられる。 「はい」