「……ありがとう。 私…誰かに…いや、未来にそう言って欲しかったのかもしれない。 頑張れって… 応援してるよって… 私…モデルの仕事…頑張りたい。」 梨花の大きな瞳には、涙がいっぱい溜まっていたが、 零れ落ちることはなかった。 その姿がとてもキレイに思えた。