幼なじみはアイドルの先輩

完璧に油断してた。


まさか飛鳥先生が来るなんて誰も思いつかないよ。


「全然変わらないね」


「でも、もう三十路ですよ」


爽やかなイケメン先生だったはずなのに…………。


髪の毛に白いものがあちらこちらに…………。


声はまだ元気そうでホッとしたけど。


「愛結ちゃんに手を合わせに来たんだよ」


「どうぞどうぞ」


どうする…………。


しかし、このような場で色恋の話をするのは…………。


でも迷う。


目を閉じて手を合わせてる飛鳥先生。


あなたは愛結さんにとって何だったんですか?


今はそれを口に出せないよ。