ぼーっとしていたらザザ…と雑音が流れた。どうやら放送のようだ。
『……………………あーあー。テストテスト。』
ただのマイクのテストらしい。気にしないでおこう。
そう思っていたが、次の瞬間驚く事を言い放った。
『どうも、こんにちは。私はゲームマスターです。これから皆さんにはゲームに参加して頂きます。ルールは簡単。ただ命令に従うだけ。簡単でしょう?では参加する人は?』
「……………………………は?」
何これ。いきなりなんの話だ。訳が分からない。周りの反応を見ても皆唖然としている。
「ちょ、ちょっとぉ…いきなりなんなのよぉ!」
クラスでも目立つ方のグループの一人が声を荒らげる。確かに、意味が分からない。
「誰かのイタズラじゃねーの?」
「そうだよねー、いきなりゲームに参加しろとか」
「意味不明なんだけどー」
あちこちで笑いが起き始めている。そりゃ、こんな話誰も信じないよね。
『ん?嘘だと思うんですか?』
「うわっ!!」
何この放送。なんか私たちに今話しかけてきた…?有り得ないのに。
『嘘じゃないですよ。証拠をお見せしましょう。このゲームが本物だというね』
放送がそう言うと、教室に元々あったテレビが付いた。そこに映っていたのは、担任の血塗れの姿だった。

