「一時はどうなることかと思ったけど、咲良が元気になって良かったよ!」
「だってさっ!元気100倍♡咲良ちゃんだもん♡」
「はっ?!相変わらずわけわからねぇ〜」
教室の床にふたり並んで座っていた。
校庭からのザワつきが後夜祭の盛り上がりを知らせる。
「咲良はすげーよな。
恋とやらが終わったのにすぐ前向きになれてさ!」
「終わってないよ♡恋、まだ終わってない」
「えっ?だって…涼くんと…」
「わたしはまだ涼くんのこと好きだから♡想いが消えるまでは終わりじゃないの。想っているだけならいいでしょ?」
「なるほどな!それにしても恋ってやっぱりよくわからねぇ〜」
オレを見つめて微笑む咲良は夏休み前より大人になったように思えた。
「だってさっ!元気100倍♡咲良ちゃんだもん♡」
「はっ?!相変わらずわけわからねぇ〜」
教室の床にふたり並んで座っていた。
校庭からのザワつきが後夜祭の盛り上がりを知らせる。
「咲良はすげーよな。
恋とやらが終わったのにすぐ前向きになれてさ!」
「終わってないよ♡恋、まだ終わってない」
「えっ?だって…涼くんと…」
「わたしはまだ涼くんのこと好きだから♡想いが消えるまでは終わりじゃないの。想っているだけならいいでしょ?」
「なるほどな!それにしても恋ってやっぱりよくわからねぇ〜」
オレを見つめて微笑む咲良は夏休み前より大人になったように思えた。

