元カレには彼女がいる。でも好きで仕方ない

また咲良のペースに呆気なく流されて
写真アートとやらを作成していくことになりそうだ。

でもまぁ…こういうグループを作って何かやる。という時にオレはいつも余っているタイプの人間だったから…
咲良がいて良かった。なんて思ったりもする。

「ならさぁ、早速今日の放課後第1枚目を撮影しようっ!場所考えとくねっ!」

完全に浮かれているけど…
咲良はもっと他に考えないといけない事がある気がする。
彼氏の事や元カレの事…


まぁ咲良なりに悩んではいるんだろう。