その名も、女子校合同お喋り会……

とか言ってるけど要は合コンだよね。




その日だけ私は部屋に閉じこもることにしたんだ。




だって、私なんかがいても何もないし、
ましてや女の子たちの視線が痛いもん。




だから、せめて準備だけでも…頑張らなきゃ。




「早く早く早く早く、お喋り会こーいっ!」



荷物を指定の場所まで運び終えて生徒会室に戻ると、直央先輩がソファの上を飛び跳ねてた。




「直央、準備手伝ってよ」




「分かってるって〜!
いや〜理事長もわかったお人で!」



相当嬉しいみたいだけど、
私は憂鬱なんだ。



別に、好きってわけではないけど…
みんなが離れていくような気がして
少し怖い。




最近、私の心はめちゃくちゃだ。