「これ、借りても平気?」 「もちろんだよ!!」 おじさんからドレスを受け取って お礼を言ってから部屋に戻る。 水色がベースで、キラキラしてて… 丈の長さは膝上。 私に似合うのかは分からないけど……。 それに、この招待状はただの“招待状”じゃないと思うから。 髪の毛を簡単にセットして、 寮を出る。 夕日がキレイで眩しくて…… 校門で深呼吸をしていたら、 突然名前を呼ばれた。