「まあ、ヒナちゃんと行動しておけばいいんじゃないの〜?」




愛斗くんの言葉に、明らかに生徒会室の空気が変わった。




「………………そっか!」




「えぇ!?」




なんで真琴先輩、納得したの?
え、なんでそんな笑顔なの!?




「じゃあ、ヒナちゃん、
修学旅行の日はよろしくね」




ニコッといつもの笑顔でそういう真琴先輩。




い、いいんだよ?一緒に行くのは…。

でも、す…すすすす好きな人だから…!
やっぱり意識しちゃうもん。




緊張だってするし、
でも楽しみで仕方がない。