きみ以上に、好きな人はいない






「俺が持ってる中で小さいサイズ持ってきたんだけど……。 うーん、ひまにはでかいよな」


「ううん、いいよ! ありがとう。 これ着てもいい?」


「おー、それでいいなら。 下はジャージでいいか? 紐キツくしめたら履けないこともないはず……」



凛ちゃんのおかげで着るものが揃ったので、あたしは先にお風呂に入らせてもらった。


先に髪と体を洗って、湯船につかる。 思わず、ふう、と息を吐く。



「気持ちいいな〜」



まさか、凛ちゃんの家のお風呂に入るなんて今朝の自分は思いもしなかっただろう。


今だって、実感がわかないし、一緒のベッドで寝ることを考えただけでドキドキする。


心臓持つかなぁ……。



なんて思いながら、体を拭いて凛ちゃんの部屋着に袖を通す。


わぁ、凛ちゃんの香りがする……!


柔軟剤なんだろうけど、優しい凛ちゃんの香りだ。



「凛ちゃ〜ん上がったよ。 ありがとう」


「おー、服はどうだっ……」



ソファーに座ったままこちらを見た凛ちゃんは、ピタッと動きを止める。


ど、どうしたんだろう……。



「凛ちゃん?」