きみ以上に、好きな人はいない






「はあ……」



凛ちゃんのため息。


それが重たくて、申し訳なくなったあたしは思わずうつむく。



一緒に寝るなんて嫌だよね。


どうしよう。 今すぐ訂正しないと、気まずい空気が流れて……。



「……本当に、いいの?」


「へ?」



気まずいどころか、凛ちゃんの瞳は真剣そのものだ。


「本当にいいの?」って、もちろん一緒に寝ることだよね……。



「うん! 凛ちゃんがいいならだけど……」



語尾が小さくなる。


我ながら無茶を言っているとは思う。



「……んー、あ〜……よし、わかったよ」



考える仕草をしたり目線をさまよわせたりしたあと。


凛ちゃんはハッキリ「わかったよ」と言ってくれた。



「さっさとご飯食べよ。 食べたらゲームでもする?」


「やったー! ゲームしたい!」



食事後、食器洗いはあたしがして、その間にゲームのセッティングをしてもらった。


久しぶりのゲームは大盛り上がりで、気づいたら21時を回っていた。



「1時間以上ゲームしてたね!」


「集中しすぎだろ」