「駅っすか?先輩も」 「え、えっ!?」 そ、それって……!? 頬に赤みが帯びていく。 「俺がいくら断っても、先輩諦めそうにないから」 仕方なくっすよ。 そう付け足して、琉生くんは嫌々そうに言った。 やっぱり、優しいな。 普通、何度誘っても、はっきりと断るのに。 琉生くんは、優しい人。 何度も誘ったら、断るどころか受け入れてくれる。 「ありがとう、琉生くん」 そんな琉生くんだから、好きになったんだよ。