それに、恋敵がまさかの琉生。 衣緒さんの溺愛っぷりを毎日見てると、琉生が羨ましくなる。 でも俺は、春川志恩。 琉生じゃない。 衣緒さん、ごめん。 文化祭の日だけのわがままだから、許してくださいね。 俺はもう、この方法でしか この想いを封じられないくらい 深い深い底へと溺れているのかもしれない。 「なあ、琉生」 「なんだよ」