……これは、俺の決意。
しょうがないから、負けてやることにしたんだ。
ずっと蓋をしておこうと思っていたこの気持ちが、最近また膨れ上がった。
いつか溢れ出しそうで、吹き出しそうで、怖くなった。
だから、琉生に負けてやることにした。
自ら、終止符を打つことに決めたんだ。
「いいだろー♪」
「……別に、俺には関係ねぇし」
嘘つけ。
今のお前の顔、鏡で見せてやりたいぜ。
ムスッと唇を尖らせて、気になってる感バリバリ醸し出して。
無自覚かよ。
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