予想もしていなかったお誘いに、私は一歩後ずさる。 なぜ私!? 「ダメっすか?」 「あ、え、えっと、私、琉生くんと……」 「お願いです。文化祭の日だけ、俺と一緒にいてください」 いつもならどこか冗談のような口調なのに、 今日は、真剣味を帯びたものだった。 真っ直ぐな揺らがない凛とした瞳。 その瞳に、目が離せなくなった。 完全に、視線を捉えられた。 「文化祭だけでいいんです」