「うちのクラス、何するんだろうね。文化祭」
桃葉はやっぱり勘が鋭いようで、
私が今の今まで文化祭について考えていたことを、察してくれた。
「飲食系がいいなぁ。お化け屋敷でもいいけどさー」
「コスプレしちゃう?」
「コスプレ?無理無理。だったら裏方やるよ」
「えー!私は、衣緒のコスプレ姿を連写したいのに!!」
私のコスプレ姿を連写って……ひどいな、もう。
そう思いながらも、私は桃葉の言葉につい笑ってしまった。
こうやって笑い合える時間も、刻々と短くなってきている。
そう思うと、胸の奥に痛みが襲った。
……笑顔が、うっすらとなくなっていった。



