『翔太、何言ってんだよ』
琉生が動揺しながら、眉をひそめる。
『学級委員になって賞取って、いい気になってんじゃねぇよ』
これは、嫉妬?僻み?
黒い感情が起こしたこと、というのはわかる。
まさか翔太が、俺にこんなことを言うなんて。
信じたくなかった。
今俺に冷たい視線を向けている男子は、俺を責めている翔太は、昨日までは普通の友達で。
一緒に遊んで、互いに競って、笑いあった仲だった。
なのに……。
表と裏が変わってしまったかのように豹変してしまった翔太たち。
泣きたいくらい淋しい気持ちなのに、涙が出ない。



