男の子が発した言葉に、私は耳を疑った。
何言ってんの、この人。
調子に乗ってる?琉生くんが?……ありえない。
「……」
琉生くんは男の子に何を言われようと、やっぱり無反応で黙っている。
いつもと様子がおかしい琉生くんに、私は心配になる。
琉生くん……?
「なんも変わってねぇのな。…やっぱりムカつくわ、お前」
さっきから状況に追いつけない。
琉生くんも黙り込んでるし、男の子はさっきから酷い言葉ばかり言って。
でも、ひとつだけわかる。
部外者なのはわかってる。無関係ってことも。
でも、黙っていられなかった。



