「――あれ?琉生?」 勉強会が始まって、約1時間が経過した時。 後ろから聞こえてきたのは、琉生くんを呼ぶ声。 琉生くんは、目を丸くして固まっていた。 気になって振り返ると、そこにいたのは同い年くらいの男の子三人だった。 「やっぱ琉生じゃん」 「……翔太」 男の子に声をかけられ、目を丸くする琉生くん。 どうしたんだろう。 眉間にしわを寄せて、苦しそうに表情をしかめている。 「元気してたかー?」 「……」 「チッ、無視すんじゃねぇよ。相変わらず調子乗ってんな、お前」 ……え?