琉生くんは、どんな姿をしていてもかっこいい。 私には、眩しいくらい輝いて見える。 凛とした姿勢。 真面目な表情。 ずっと聞いていたい声。 琉生くんのスベテに、恋をしている。 そのことが、じんわりとわかっていくよう。 「琉生くん」 「なんすか?」 私が声をかけても、琉生くんは私の方を見てはくれない。 だけどね、わかってるよ。 たとえ私の方を見ていなくても、 琉生くんは、私の声をちゃんと聞いてくれている。