――休みが明けた月曜日。 「琉生くん!」 朝、学校へ来ると、教室前で北村先輩が満面の笑みを浮かべて待っていた。 もう体調は大丈夫らしい。 先輩の笑顔を見て、そう思った。 「……お、おはようございます」 「おはよう♪」 いつもよりも元気のいい先輩に、俺の表情はややひきつる。 いつもは昼休みに会いに来るのに、どうして今日は朝なんだ? 「これ、渡しに来たの」 「?」 そう言って先輩が差し出したのは、可愛くラッピングされたクッキーだった。