「なんもないよ」 凛くんは手の甲で口を隠しながら答えた。 彼がそうやって言うんだ。 「なんもないですよ」 私もその言葉にのる。 「そっか!」 どうにかこれ以上聞かれることを回避出来たっぽい。 「それより…優人くん大丈夫なの?」 そして2人は無視をし続ける優人に視線が行った。 「…た、多分?」 「多分って…一応接客業だよねこれ?」 …見ての通り接客業です。 「俺だったら完璧にエスコート出来るのに」 淳平先輩さすがです!と心の中で絶賛。